馬油は様々な効果が期待出来る昔からある民間療法です。

馬油の効果とは?

馬油とは一体何でしょうか?実は馬油は馬のたてがみや腹部などの皮下脂肪が原料となっている動物性油脂のことです。

元々中国で使われており、日本には奈良時代に伝わったと言います。馬油は人間の皮脂の脂肪酸と類似しているので、肌への浸透力がかなり高いです。その馬油の効果をチェックしてみましょう。

馬油は肌への浸透率が高いことから、皮脂に油膜を作ることが出来ます。外部からの雑菌が入ることを抑え、酸素も入りませんから、雑菌の繁殖や酸化も抑制してくれます。細菌効果が見込めます。

更によく使われているのが火傷治療で馬油を使うことです。馬油を塗って様子を見ると言うのが年配の人には多いようです。馬油には炎症を抑える効果があり、余分な熱を取り除く効果も期待出来ます。火傷治療には最適なものなんですよ。

また保湿や保温、血行促進効果もあります。馬油の油分は肌に油膜を作りますから、保湿や保温効果があると見られています。また肌への浸透がとてもスピーディで塗った部分をすぐに保湿してくれ、適度に温まることにより血行も良くなると言われています。

その他、馬油には様々な使い方があります。定番はやはり火傷ケアです。油膜を作り、患部の酸化を防いでくれることや痛みも抑えてくれます。また殺菌力により細菌やウイルスを抑制します。このような効果があるため、火傷には優先的に馬油を塗ると言う民間治療が取り入れられています。

またスキンケアでも馬油を取り入れることが出来ます。洗顔前に馬油を使うと、潤いのある肌になれます。美容家が雑誌で紹介すると、それを多くの女性が真似しているようですよ。

この洗顔方法は朝のメイク前に行いますが、夜はクレンジング剤の代わりに使うことが出来ます。オイルでメイクも落ちますから、肌への負担も軽減されます。

更に人間の皮脂に似ている馬油は、他のオイルと比較しても、圧倒的に浸透率が高いです。スキンケアに使ってもベタつきがないのが良いですね。馬油の油分が肌表面に油膜を作りますから、肌バリアを高めてくれます。ホコリなどの外的刺激からも肌を守ってくれるんですよ。

成分が知りたい!安全なものなの?

馬油は良いらしい・・・昔から何気に家に置いてあるから、何かしら役に立っているのだろう、と思っていても、何がどう良いのか分からない人も大勢いるようです。

今回は馬油の成分について紹介していきます。今後、馬油を使おうか、試してみても良いかなと思う人は参考にしてみてください。

馬油には不飽和脂肪酸と言う成分が含まれます。この不飽和脂肪酸はリノレン酸やリノール酸、オレイン酸やアラキドン酸などがありますが、これらは全て体の中では作り出すことが出来ない成分です。馬油は馬の脂肪部分から作られますが、不飽和脂肪酸は植物性脂肪にかなり近い成分です。

植物性脂肪はリノレン酸やリノール酸、オレイン酸やアラキドン酸を作ることが可能で、馬油は他の動物性脂肪とは少し異なります。

通常の動物性脂肪は違うう成分で出来ている馬油は、肌への浸透力が高く、人間のお皮脂にとても良く類似しています。このことで、肌にも馬油は良いと言われています。

その他の成分として、ラウリン酸やミリスチン酸、パルチミン酸やパルミトレイン酸、ステアリン酸などがあります。殆ど体に害のない成分です。

大きな副作用なども聞かれませんし、肌に使うものとなると、どうしても合わないと言う人も中にはいるでしょう。馬油は安心して使えるものかどうか、肌に合わない人もいると言うことを覚えておき、成分をしっかりチェックしてから確認して購入しましょう。

また、馬油に含まれる不飽和脂肪酸はその分子配列は2個ずつ連結しており、一か所にずっととどまった状態です。動き回らないので、酸素などで酸化することもなく、日持ちも良いとされています。

不飽和脂肪酸の中でも、高度の不飽和脂肪酸と言われる高度とは、分子の分離流動性が激しいものにつけられるものですが、馬油の流動性は最高度と言えます。

油脂の中で一番腐りやすく、臭い油と言われてきました。しかし油の酸化を防止する天然添加物が発見され、ビタミンEが含有されています。これにより不飽和脂肪酸の酸化腐敗を完全に防止することが出来ています。

アトピーケアに使える?

馬油は、アトピーのケアとしても利用されています。それは一体、なぜでしょうか?

飽和脂肪酸というのは動物によく含まれる固形の油で、バターやラードのことです。常温で固形の油を飽和脂肪酸と言います。

不飽和脂肪酸は料理に使っているサラダ油などが非常に分かりやすいでしょう。常温で液体の油を不飽和脂肪酸と呼びます。不飽和脂肪酸が多いほど、人間の皮膚への浸透率が高いと言います。

その理由は液体だからです。固形の飽和脂肪酸より浸透しやすいのは、すぐに理解出来るでしょう。

では、浸透率が良いほうが肌トラブルなど、アトピーケアに使えるのかどうかという点では、浸透力があまりに高すぎると肌トラブルの原因になりやすいと言います。

そのような意味で、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が人間と同じ3:7という割合で混合されている馬油は、非常に馴染みやすいと言えます。

ただ、アレルギーが完全に起きないわけでもなく、基本的にはどんなものでも、体の外から入ってくるものは全て異物なので、馬油も例外ではありません。

馬油に含まれるリノール酸の取りすぎはアトピーを悪化させます。しかし皮膚から取る場合だと免疫の反応も異なります。皮膚から取るリノール酸は腸を通りませんから、アトピーを悪化させることはありません。

アトピー肌になると、肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなります。それに肌の内部の水分も保持出来なくなり、肌の乾燥が進みます。

かゆみや炎症も酷くなりますが、これをサポートするのが馬油です。馬油を塗ると肌表面に油膜を作ってくれるので、乾燥を防ぐことが可能です。外部からの刺激を防ぐという特徴もあります。

さらに馬油の成分は、炎症を抑制し、代謝アップさせてくれますから、アトピー症状を緩和してくれるという特徴も持っています。

同じく湿疹に対しても有効です。またバリア機能が弱まったアトピー肌に対して、細胞膜の原料となる必須脂肪酸を直接浸透させることが可能なので、アトピー性皮膚炎にとっては大きなプラスとなります。

ただ、全ての人がアトピー肌に合うかどうかは相性もありますから、馬油が使えない人もいることは覚えておきましょう。

馬油はしわやほうれい線もケア出来るって本当?

お肌の悩みは30代から40代と、年齢を重ねるごとにふえてくるものです。その中でも、特にしわ、ほうれい線が気になるという人も多いでしょう。

悩んだ末にあれこれと化粧品を変えてみたり、自分に合ったと思っているコスメでも、もっと良いコスメがあるかもしれないと思って、アンチエイジングを続けてしまいます。そんな人には馬油がおすすめです。

どんなに良い成分が含まれた化粧品でも、皮膚の奥までその化粧品が浸透しなければ意味がありません。

通常、ほんとうに肌の奥まで美容成分を届けるには美顔器や超音波を使う必要があるからです。

なぜなら皮膚表面の薄い保護膜が、肌バリアの機能を果たしているので、化粧品の成分を外部刺激として受け止めてしまい、バリア機能でブロックしてしまうからです。

肌のバリア機能は必須なものですが、今後エイジングケアをしてスキンケアをしようと思っている人には厄介なものですね。

しかし美顔器や超音波を使わなくとも、肌バリアをくぐりぬけ、皮膚の奥底まで成分を届かせることは出来ます。それは皮膚に元々存在している成分と同じ、または似た成分のスキンケア用品を使うことです。その1つが馬油なのです。

人の皮膚により、良質なスキンケア用品は馬油であると言います。皮脂と言うと老廃物や汚れなどをイメージしがちですが、それは分泌された余分な皮脂を放っておくとベタつきや汚れの原因になるからです。

皮脂は元々角質層の細胞の間にある脂質のことで、脂質の主成分が美肌のためにはなくてはならない、セラミドという成分です。

セラミドが不足すれば紫外線などからのバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れ、しみやしわ、ほうれい線の原因になります。

では馬油が何故スキンケアに最も適しているかというと、その脂の成分が人の皮脂と類似しているからです。そのため人間の皮膚への馴染みがとても良く、肌バリア機能を奪われることなく、皮膚の奥底まで美容成分を届けることが出来るのです。

しわは水分不足による皮脂表皮の機能低下によって起こります。皮脂膜や天然保湿因子、細胞間脂質の補給や新陳代謝によってしわを予防、改善することが出来ます。

さらにほうれい線は肌の乾燥や血行不良、コリで起こり、保湿や血行促進が不可欠です。馬油はこの両方に対する働きを一手に補うことが出来ます。馬油に含まれるパルミチン酸やステアリン酸は抗酸化成分も入っていますから、肌を若々しくみせることも出来るんですよ。

髪の毛のケアはどうすれば良い?

髪の毛が傷み、毛先などはいつもパサついている状態・・・。高いヘアケア用品をいくら使ってみても効果が感じられないと思っている人は、一度馬油を使ってみると良いでしょう。

弱った頭皮、そして髪の毛を強く美しくする効果があります。馬油を使って髪の毛の悩みを解決しましょう。

髪の毛自体に馬油を塗ることにより、保湿して艶髪を作ることが出来ます。髪の毛の水分量が少なく、パサつきに困っている人は、タオルドライ下半乾きの状態の髪の毛に馬油を使ってみましょう。

半乾きの状態の髪の毛にはまだ水分がたっぷり残っています。髪の毛は乾燥していくとき、内部に持っていた水分が蒸発しますから、髪の毛本来に必要な水分を閉じ込めることが出来ません。

特にダメージヘアの人は蒸発が進み、毛先などがパサパサの状態になってしまいます。そこで必要な水分を髪の毛内部に閉じ込めるために馬油を使って髪の毛に膜を張ることで、水分の蒸発を防ぐことが出来ます。

1回につける量はそれほど沢山でなくて構いません。手のひらに馬油を取り、薄く延ばし、手で梳かすように馬油を髪の毛全体に塗り込みます。

頭皮や毛根は避けます。毛先を重点的に塗ると、髪の毛のパサつきを抑えることが出来ます。とても簡単なケアですが、続けるたびに髪の毛がつやつやしてきます。

また、馬油を乾いた髪の毛に使う方法もあります。馬油をそのまま毛先に塗るという方法です。市販の洗い流さないトリートメントはつけた瞬間はサラサラ状態になりますが、洗い流すと元の傷んだ髪の毛に戻ります。

市販のオイルもありますが、オイル成分よりシリコンの成分が多いため、髪の毛の表面をコーティングしているだけで、髪の毛の内部に油分は浸透していません。塗った直後はツヤが出たように見えますが、シリコン入りオイルは表面的なツヤを出すコーティング剤です。

一方馬油の場合、髪の毛の内部までしっかり浸透し、しっとりつやつやの髪の毛を実現します。肌についても炎症が起きませんし、少しの量をつけるだけでとてもしっとりした状態になります。

馬油はつけすぎるとベタつきの原因になると言いますが、少量なら髪の毛のべたつきも心配なくすぐに馴染み、いつでも使いやすいです。

馬油を髪の毛に使い続けることで髪の毛が健康的になり、ツヤやハリ、コシがアップします。寝る前につけても起きてからのしっとり感は続きます。

馬油は使い続けることで威力を発揮しますから、即効性があるかといえば、そうでもありません。その場しのぎのケアではなく、髪の毛本来の美しさを取り戻すために向いているヘアケアです。毎日の馬油でのヘアケアで髪の毛の悩みを断ち切りましょう。